紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家に由来する歴史の街、紀尾井町。
同時に国際都市・東京の中心として、世代や国境を越えて人が集まる街でもあります。
2016年、ここに誕生した「東京ガーデンテラス紀尾井町」は、
「紀尾井タワー」と「紀尾井レジデンス」、「赤坂プリンス クラシックハウス」からなる
新旧が融合した複合市街地。
歴史がもたらす品格と。未来へ向かう広い視野と。
訪れ、働き、暮らす一人ひとりを包む、穏やかな空気と。
それらが合わさることで生まれる新しい価値が、ここにあります。
由緒正しい家紋の趣を感じさせるロゴマーク。上部には豊かな自然環境を象徴する緑、左には文化や人々が熱く交錯する赤、右にはお堀の水面と歴史を表現する青を配しています。この３つの要素は、かつて「紀伊徳川家」「尾張徳川家」「彦根井伊家」の屋敷が置かれたことに由来する「紀尾井町」の歴史も象徴しています。
地上36階建てのオフィス・ホテル・商業施設・カンファレンスを備える「紀尾井タワー」、地上21階の計135戸の賃貸住宅を有する「紀尾井レジデンス」、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸（旧グランドプリンスホテル赤坂旧館）を保存・復原しつつ新たな機能を備えた「赤坂プリンス クラシックハウス」によって構成されています。
1955年から2011年まで営業し、“赤プリ”の通称で親しまれてきた「グランドプリンスホテル赤坂」。その跡地の再開発プロジェクトによって、地域の持続可能な発展を目指しながら、紀尾井町のもつ歴史的環境や自然環境と調和した国際色豊かな複合市街地を目指して2016年に誕生したのが「東京ガーデンテラス紀尾井町」です。
そのネーミングは、国際都市である「東京」をダイレクトに表現しつつ、紀尾井町の由来となった紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家が屋敷を構えた由緒ある地域の豊かな自然環境、文化や人々の交流、積み重なった歴史などの立地特性をわかりやすく表現しています。
凜々しさと、やすらぎの調和。
建築（外装）デザインは、アメリカのコーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ(Kohn Pedersen Fox Associates,略称KPF)が手がけました。2つのタワーは、伝統的モチーフの“重箱”をイメージさせる直線的で凜々しいデザインとなっています。オフィス・ホテル棟「紀尾井タワー」は、白い御影石とガラスカーテンウォールの外壁がかつての「グランドプリンスホテル赤坂」を想起させます。一方の住宅棟「紀尾井レジデンス」は、ブロンズ調のぬくもりあるデザインとなっています。
ランドスケープデザインにおいては、敷地内の緑化率を約45%確保し、都心の貴重な緑地と連携したエコロジカル・ネットワークを形成。敷地内9ヵ所にパブリックアートを展示し、「緑」と調和するアートを実現しています。この広大な緑地は、社会と環境に貢献するとして、公益財団法人都市緑化機構より「都市のオアシス」に認定されました。
「グランドプリンスホテル赤坂 新館」の解体に際しては、最上階の屋根を巨大なジャッキで支え、フタ代わりとして建物を覆い、騒音や粉塵の飛散を最小限に抑える画期的な解体工法である大成建設が開発した「テレコップシステム」を採用しました。
また、東京都の指定有形文化財である総重量約5,000tにも及ぶ旧館（旧李王家東京邸）は曳家工事を行い、建物を保存しながらも大規模な再開発を可能としました。
「東京ガーデンテラス紀尾井町」のエントランスに相当する商業ゾーン。約18mの高低差がある2つの通りにはさまれた立地を活かし、それぞれに異なるコンセプトを持たせた、４つのおもてなしフロアで構成しています。豊かな緑地に隣接する広場やオープンカフェ、紀尾井町の格調と優雅さを持たせた店舗群は、何度でも訪れたくなる、新しい紀尾井町の上質なおもてなし空間です。
都内の主要な駅へ15分以内で移動可能な好立地に、さまざまな利用スタイル、目的に対応した豊富なバリエーションの会議室をラインアップ。会議に適した30～50m²の小会議室、企業研修や会社説明会に適した110～240m²の中会議室、セミナー、講演会等に適した最大470m²の大会議室を備えています。また、カンファレンス専門スタッフによるサポートサービスで、単なる貸室の提供だけにとどまらない、上質なサービスを提供します。
「紀尾井町タワー」内の5～28階を占めるオフィスフロアは、ワンフロア1000坪超という、大スパン18m×20mの開放的な空間です。東京の中心に位置しながら豊かな緑と由緒ある歴史を感じることのできる、気品と風格を備えたオフィスです。
美術館にいるような雰囲気と高揚感が味わえる最上級のプリンスホテルです。ホスピタリティー、商業、文化、エンターテインメントにおいて世界的に有名なデザイン会社・ロックウェルグループヨーロッパが、日本のホテルとしては初めてインテリアデザインを手がけました。機能性と快適性を追求した250の客室、日本文化の魅力を堪能できる和食のメインダイニング、イタリアンを提供するオールデイダイニング、特徴の異なる2つのバー、ラウンジ、SPA ＆フィットネスなどを備えています。
グランドプリンスホテル赤坂 旧館（旧李王家東京邸）が、「赤坂プリンス クラシックハウス」として生まれ変わりました。2011年には東京都指定有形文化財に指定されています。
由緒ある歴史の街に誕生した、洗練と風格の住宅棟。地上21階、地下2階、1LDK～4LDKの総戸数135戸の住宅で、緑に寄り添う良好な環境と、都心のアーバンビューを楽しむことができます。さらに、フィットネスルーム、貸会議室などさまざまな共用施設と、毎日の暮らしをサポートする充実のサービス、安心の免震構造は、都心の邸宅と呼ぶに相応しいハイクオリティレジデンスです。
敷地内9ヵ所に展示されたパブリックアートは、緑との融合によって、彩りを添えてくれます。
江戸時代は大名屋敷、明治以降は皇族の宮家邸宅があった由緒正しい街にふさわしく、知と文化の交流が生まれています。
周辺の自然環境には、野鳥をはじめとする様々な野生生物が確認されており、それらの生き物が住みやすい環境整備を進めています。
「光の森」を構成する樹種は、在来の植物種を中心に高木や低木、林床の植物を植栽し、多層構造の緑地とすることで自然に近い生態系を目指します。
また、東京都心や皇居周辺地域にも在来の個体としてヘイケボタルが生息していることが確認されており、それらが生息可能な環境をこのビオトープに創出することにより、この地域に固有の生態系を継承していきます。
季節のにぎわいを、地域の人々と。
「東京ガーデンテラス紀尾井町」では、地域との交流を通じたにぎわいの創出にも力を入れており、
四季を通じたさまざまなイベントを開催しています。
桜のモニュメントの展示など、桜をテーマにしたアートが楽しめます。
約90種600株のバラが咲きほこるガーデンのほか、バラをテーマにした食やアートが楽しめるイベントです。
東京ガーデンテラス紀尾井町が輝く季節。街が約40万球のイルミネーションに彩られます。
四季折々、都心にいながら夜空を楽しむことのできるイベントです。
「DBJ Green Building認証」Platinum(Plan)2020
2020年9月日本政策投資銀行
 住所 |
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1−2 他 |
 アクセス |
東京メトロ「永田町駅」 9a出口直結 |
 URL |
https://www.tgt-kioicho.jp/ |