株式会社西武プロパティーズが開発・運営を行う「東京ガーデンテラス紀尾井町」(千代田区 紀尾井町)は、公益財団法人都市緑化機構が実施するSEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)において、「都市のオアシス」に認定されました。

SEGES:「都市のオアシス」は猛暑やヒートアイランド現象等で悪化する都市環境において、緑地の重要性の普及啓発を目的に、人々に安らぎと憩いの貴重な環境となっている緑地を認定するものです。

東京ガーデンテラス紀尾井町(以下、当施設)は、グランドプリンスホテル赤坂跡地(約30,400㎡)に2016年7月27日に誕生した「紀尾井タワー(オフィス・ホテル棟)」、「紀尾井レジデンス(住宅棟)」、「赤坂プリンス クラシックハウス(旧李王家東京邸)」の3棟で構成される、都心の高い利便性を有しながらも、豊かな自然に囲まれた複合市街地です。

当施設では、旧グランドプリンスホテル赤坂営業時に植樹されていた敷地内の樹木約200本を保存・再移植するとともに、新たに340本の樹木(3m超)を植樹し、竣工時から完成された緑地を形成いたしました。さらに200種以上の植物を植栽するなど、敷地全体の緑化率は約45%を確保することで、皇居や赤坂御用地など都心の貴重な緑地と連携したエコロジカル・ネットワーク(生態回廊)の形成に貢献する街づくりを目指しています。

その象徴として敷地中央には、隣接する弁慶濠から清水谷公園へ抜ける「緑の軸」を設定し、北側の「光の森」では、ビオトープの整備を進めています。さらに、敷地内に散策路を設けることで赤坂御門跡の石積みや弁慶濠など紀尾井町の歴史も身近に感じられる空間も整備しています。

これからも西武プロパティーズは、魅力ある街づくりを通じて、多くのお客さまに快適にお過ごしいただける環境の提供に努めてまいります。