所沢駅東口駅ビル計画
「所沢駅東口駅ビル計画」は、既存の駅舎・店舗を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設の開発です。2020年9月2日の「グランエミオ所沢」第Ⅱ期開業をもって完了しました。
新たなライフスタイルの提案を通じて、新しい所沢の魅力を─。
「グランエミオ所沢」は、「所沢」駅を挟んで東西を一体化した駅舎と
商業施設からなる複合施設開発「所沢駅東口駅ビル計画」の中で誕生しました。
これまで所沢エリアになかった様々なコンテンツと便利を詰め込んで。
それは“選ばれる沿線”を目指す西武グループの、
次代に向けたチャレンジです。
「所沢駅東口駅ビル計画」は、既存の駅舎・店舗を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設の開発です。2020年9月2日の「グランエミオ所沢」第Ⅱ期開業をもって完了しました。
「グランエミオ所沢」の店舗面積は約18,500㎡。日常生活に不可欠の生鮮食品・グロサリー・惣菜などの「食」に加え、所沢市パスポートセンター、市民サービスコーナーなど日々の生活をサポートするサービス、ライフスタイルを提案するアパレル・ファッション、雑貨等のショップ、書店やカフェ・レストランなど約120もの店舗が揃います。
また、駅から直接出入りできる改札など、利便性の向上にも配慮。広場の整備によって、コミュニティや待ち合わせなど、お客さまの憩いの場としてもご利用いただけます。
西武グループでは所沢エリアを、沿線の中心衛星都市(重要な交通結節点)である所沢を中心に住環境の魅力向上・周辺地域の利便性を高めるエリアと位置付けています。駅を利用されるお客さまや近隣にお住まいの方にとって利便性の高い、コミュニティ型の商業施設中心の駅ビルとして新たなランドマークとなる「グランエミオ所沢」を開業しました。
また、本事業は住友商事株式会社とのパートナーシップのもと推進。同社グループが持つ大規模商業施設の豊富なノウハウと、当社グループが持つショッピングセンター、駅ナカ駅チカ商業施設の開発・運営ノウハウを融合させ、これからの所沢エリアにふさわしい商業施設づくりに取り組みました。
所在地
埼玉県所沢市くすのき台1-14-5
敷地面積
約39,400㎡(西武鉄道ビル敷地を含む)
延床面積
約116,000㎡(増築:約66,600㎡ 既存:約49,400㎡)
階数
地上5階・地下2階
高さ
29.65m
店舗面積
約18,500㎡
店舗数
126店舗(Ⅰ期77店舗/Ⅱ期49店舗)
駐車場台数
494台(Ⅰ期374台、Ⅱ期120台)
駐輪場台数
1,599台(Ⅰ期829台、Ⅱ期770台)
構造
鉄骨造
事業主
西武鉄道株式会社
企画・開発・施設管理
株式会社西武リアルティソリューションズ
企画支援・開発支援・商業施設運営管理
住友商事株式会社、住商アーバン開発株式会社
事業費
268億円(Ⅰ期及びⅡ期)
設計
株式会社東急設計コンサルタント
施工
西武・前田建設共同企業体
工期
2016年8月~2020年7月
開業日
Ⅰ期 2018年3月2日(金)/Ⅱ期 2020年9月2日(水)
既存の駅舎・店舗を活かしつつ
東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設開発です。
「セントラルプラザ」
「グランエミオ所沢」は、「都会的進取の風土」と「豊潤な自然・田園」の交差する場。それぞれの豊かさを凝縮させることで、西武鉄道沿線のランドマークとなる施設を目指します。デザインコンセプトは、所沢のイメージを投影する「URBAN & RURAL LAYER」。自然素材を引き立てる洗練された空間デザインにより、個性豊かな環境づくりと界隈性の演出等を表現します。
「グランエミオ(Grand Emio)」は、西武鉄道沿線の駅ナカ商業施設「エミオ(Emio)」から派生したブランドです。「Grand」を付加することで「高いマーケットポテンシャルを有する駅での商業施設であること」「より幅広い業種を集積・展開し、人と地域のにぎわいを創出すること」を、規模感とともに表現しています。
ロゴマークは「G」をモチーフとしており、西武鉄道沿線のイメージである自然や緑、多様な店舗が集まる期待感や華やかさが盛り込まれています。
1階
日常生活に不可欠な
食品・日用品フロア
お客さまの日々の食卓に彩りを添える生鮮三品部門、惣菜、グロサリーを中心に食の専門店を集積。また、生活サービス店舗もそろえました。駅ご利用のお客さまの利便性も高いフロアです。
2階
トレンド発信・駅ビルファッションの
充実したフロア
改札階とつながるメインフロア。コスメやファッション・雑貨のほか、上質で高感度なセレクトショップやカフェなどを取りそろえ、エリアのトレンドを生み出しています。
3階
新たなライフスタイルの
提案フロア
ランチやカフェタイム、ディナーまで幅広いニーズにお応えし、周辺エリアで最大規模の店舗数を擁するレストランフロア「とこテーブル」に加え、カジュアルファッションも展開。新たなライフスタイルを提案します。
4階
カルチャーと公共施設フロア
所沢市のパスポートセンター、市民サービスコーナー、学習塾がお客さまの生活をサポートいたします。
災害時の防災機能を整備
防災備蓄倉庫や非常用電源の設置、災害時における帰宅困難者の受け入れスペースの確保など、お客さまにご安心いただける環境づくりを進めています。
大型サイネージやWi-Fiなどのデジタル設備を完備しながら、緑が溢れ、線路上空に出現したパーク。吹き抜けからは自然光を取り入れたオープンエアーの空間が新改札まで続きます。さまざまな沿線情報を提供する大型サイネージやパンフレットラックを設置し、地域の情報発信基地としてインフォメーション機能を担います。また、併設するイベントスペースでは、エリアの魅力を発信する行政イベントやテナント催事なども予定しています。
屋上庭園として、明るく開放的な芝生広場やベンチなどを多数配置した屋外広場。休憩、読書、お子さまの遊び場など自由に過ごすことができます。また、所沢駅リニューアル前に展示されていた鉄道モニュメント(レールやマクラギ、電車の車止めなど西武線で実際に使われていたもの)の展示も復活しました。
既存の改札に加え、新たに南側に新改札を設置。新改札を設置することで、ホームおよび改札内コンコースの混雑緩和や、乗り換えの利便性が向上。また、同じく新たに整備された、既存改札と新改札を繋ぐ南北通路や、東西自由通路、2階改札階と3階商業施設階を繋ぐ吹き抜け空間(セントラルプラザ)により、所沢駅全体の回遊性が更に向上。
おむつ替えコーナーや授乳室、パウダールームなどを備えたお子さま連れのお客さまをはじめ、どなたでも使いやすい待合スペース「とことこひろば」。 小さなお子さまが、柔らかなこもれびの中を「とことこ」歩く愛らしい姿をみんなが見守る…そんなあたたかく、やさしいデザインにより、駅をご利用いただくお客さまに笑顔になっていただきたい。そんな想いが込められた、新たな駅設備のシンボルとなる待合スペースです。
埼玉西武ライオンズのホームタウンである所沢市の主要駅において、さまざまなかたちで顧客接点を創出することにより、地域に根差したファン拡大につなげています。
<関連施設>
2F:「ライオンズストア」
3F:「ライオンズダイナービッグフラッグ」、「キッズトイレ」
住所
〒171-0022 埼玉県所沢市くすのき台一丁目14番地5
URL