トップメッセージ

当社は、都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業など、様々な事業を展開する西武グループにおける不動産事業領域の中核会社として、資産の有効かつ戦略的な活用を担っており、お客さまからの期待にお応えするべく魅力あるまちづくりの推進に努めております。

2024年5月に発表いたしました「西武グループ長期戦略2035」において、不動産事業はグループの「成長戦略の核」と位置づけており、所有する土地を活かした「まちづくり」を通じて、様々な角度から不動産に付加価値をつけるため、総合不動産会社への進化を遂げるとともに、都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業などへの事業機会を創出する役割を担っております。具体的には西武鉄道沿線や全国のリゾート地のアセットオーナーとして西武鉄道沿線や都心、軽井沢・箱根・富良野・日光などリゾートエリアの資産価値の極大化を積極的に図ってまいります。

また、不動産事業を核とした西武グループの持続的な成長を実現していくために、従来の「保有前提のビジネスモデル」から、「保有型ビジネスと不動産回転型ビジネス（流動化による資金を活用した再投資を持続的におこなう）の両輪で成長するビジネスモデル」へ転換を図るべく、2024年度よりバリューアッド事業を開始したほか、2025年度には資産運用会社と不動産運営会社を新たに設立し、当社および西武SCCATを含めた4社体制を構築することで、さらなる専門性を発揮し、グループの資本効率性向上と成長投資を力強く推進してまいります。

2024年度は、当社のコーポレートメッセージである「次のフロンティアへ」に向けて、本格的にスタートする年です。西武グループの「成長戦略の核」としての使命を果たしていくべく、社員一人ひとりがフロンティア精神を持ち、新たな領域にスピード感を持って果敢にチャレンジしてまいります。

これからも西武グループのスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」のもと、全国にまたがるグループ保有資産の価値向上に資する取り組みを通じて、お客さまをはじめステークホルダーの皆さまの負託に応えてまいります。

株式会社西武リアルティソリューションズ
代表取締役社長