株式会社西武プロパティーズ(埼玉県所沢市 社長:上野彰久)が開発・運営する複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」は、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が定める建築物省エネルギー性能表示制度であるBELS※ (Building-HousingEnergy-efficiency Labeling System:ベルス)の評価で最高ランクの5つ星を2017年7月7日に取得しました。グランドプリンスホテル赤坂跡地に2016年7月に開業した東京ガーデンテラス紀尾井町は、「紀尾井タワー」(オフィス、ホテル棟)、「紀尾井レジデンス」(住宅棟)、旧李王家東京邸を保存・復原した「赤坂プリンス クラシックハウス」で構成する大型複合施設であり、今回評価対象となった「紀尾井タワー」はホテルを有する国内の大規模複合ビルとしては国内初の5つ星評価物件となります。(なお、オフィスを主用途とする複合施設としては国内で最大規模)

同ビルにおいては、ガスを駆動源とした発電機で電力を生み出しつつ、廃熱を活用して給湯や冷暖房に利用する「コージェネレーションシステム」をはじめ、大規模な水蓄熱槽による負荷平準化やピークカットを行うことで熱源容量の縮減にも寄与するなど、多くの省エネルギーシステムを採用しております。また、オフィスについては専有部の照明にLEDを100%採用し、外気冷房システムや室内のCO2濃度によって外気量を自動制御するなど、省エネかつ効率的な空調システムを採用しております。さらに、施設全体でさまざまな熱源を効率的かつ有効的に活用するなど、今回のBELS評価により改めてその高い省エネルギー性能が示されました。